4:44 地球最期の日【ネタバレ】

映画『4:44 地球最期の日』を見ました。ウィレム・デフォーが出ていて午前4時44分にオゾン層破壊で世界が終わるという話なので、ラース・フォン・トリアーっぽいのかと思ったら、そういうわけでもなかったです。つまんなくはないけど面白くもなかったです。
世界の最後を迎えて、ウィレム・デフォーとシャニン・リー(Bカップぐらい)がセックスしたり痴話喧嘩したり絵を描いたり座禅を組んだりします。4時44分を迎えて、シャニン・リーが「私たちは光に向かっていくのよ」「天使になるのよ」とかキラキラしたことを突然言い出して、ウィレム・デフォーはたぶんこんな馬鹿女と一緒に死ぬのかよと後悔したと思いますが、世界が終わってしまうのでもう間に合いません。
みんなスカイプで話しているので、近未来の話という設定なのだと思います。でも以前『ユー・ガット・メール』を見たとき、みんなネットが常時接続だから近未来の話なのかと思ったら、アメリカでは当時既に常時接続が普通だったらしいから、今でもアメリカではスカイプが普及しているのかも知れません。僕も一応スカイプは入れていますが、録音のやり方が判らないので、電話インタビューとかではまだ使っていません。
だいたい80分ぐらい。ほとんど舞台劇みたいな感じで淡々と話が進むので、地球破滅のかっこいいシーンが見たい人には向かないと思います。破滅を示唆するシーンは、窓ガラスが割れるのと黒人が太鼓をドンドコ叩く程度でした。
しかしウィレム・デフォーが出る映画は、見たくもないセックスシーンを見せられることが少なくない気がしますが(『アンチクライスト』とか『マドンナin BODY』とか)、本作でもチン毛の茂みを見せられます。嬉しくないです。
ところでシャニン・リーのお母さん役がアニタ・パレンバーグでした。