4月19日(土)はレコードストアデイですねっ

レコードストアデイというのが胡散臭くてしょうがないです。特に日本で事務局をやっているのが“NPO法人ミュージックソムリエ協会”。とても嫌な響きですね。 で、その金儲けの手段がミュージックソムリエ養成講座だそうで、「音楽を楽しむ資格」とか謳っちゃうのがまた気持ち悪いです。なんで音楽を楽しむのに資格が必要で、それをあんたらが定義できるんだよ、と。
レコードを買う側からすれば、レコードストアデイ限定レコードとかが出るから嬉しいじゃんというのもありますが、メジャーレーベルがどうでもいい限定盤(有名アーティストの既発盤のアナログ再発とか)を作るせいでプレス工場のラインを使ってしまって、インディーズがレコードを作れなくなるという弊害もあります。
Bad Afro Recordsもレコードストアデイに異を唱えています。昔ほどの勢いはなくなってきた彼らですが、これまでリリースしてきた作品の一覧を見るだけで、ミュージックソムリエなんちゃらより100億倍信頼を置けることが判ります。
レコードが売れないとレコード会社さんや販売店さんが困るし、結果として僕自身も仕事が減るのだとは思いますが、別にレコードストアデイとか言わなくても、レコードをいつ買うかぐらい自分で決めますよ。ソムリエ(ププッ)なんて要りません。