YAWNING MAN: NOMADIC PURSUITS


デザート・サーフ孤高のバンドYAWNING MAN新作が到着しました。去年ゲイリー・アーシーがSONS OF ALPHA CENTAURIとのユニットYAWNING SONS名義で『CEREMONY TO THE SUNSET』を発表しましたが、それ以来となります。
砂塵の薄霞がかかったインスト・サウンドが夢とうつつの狭間をたゆたい、そこはかとなく気持ちいいです。過去作と較べて特に大きな音楽性の変化はないのですが、リラクゼーション効果は上がった気がします。ゲイリー・アーシーを除くメンバーはアルフレド・ヘルナンデス(元KYUSS)、マリオ・ラーリ(FATSO JETSON)、マティアス・シュニーバーガー(SUNN O)))とかETERNAL ELYSIUMを手がけてきたエンジニア)と豪華なのですが、だからといって気負うことなく、それでいて誰にも真似できないデザート・サーフで魅了します。