ブーバー

寝るときは子宮に戻っていく

11月11日の日記にも書いたのですが、今ブーバーが最高にINなわけですよ。
ほんとは去年からイギリスで放映されているので、知っている人からすれば何を今更なわけですが。




簡単に番組の中身を説明すると、

  • フンバ(黄)
  • ズンバ(紫)
  • ジンジンジンバ(橙)
  • ジュンバ(青)
  • ジンバ(ピンク)

の5人はエネルギーボールであって、世界各地の子供たちの笑いと喜びをエネルギー源にしていると。
で、彼らはいつも踊ったり飛んだりしていると。
その光景がカラフルでアシッドであると。
で、毎回子供たちが"ストーリーピープル"にプレゼントをあげるのですが、ストーリーピープルはみんなロボトミーでもされたかのように人格が剥離していて、しかもヒプノシスのアートワークみたいな変な所に住んでいると。
で、ブーバーは子供の包茎ちんちんみたいであると。
人間の睾丸はよーく見るとゆっくり動いているけど、ブーバー達も体内にイルミネーションみたいなのが入っていて、ゆっくり動いているように見えると。




ブーバーを作っているのはテレタビーズでおなじみラグドール・プロダクションズで、両者には類似点もありますが、相違点もけっこうあるわけです。
まず、テレタビーズ4人に対して、ブーバー5人はそれぞれの個性が確立されていません。
ストーリーピープルも人間の姿をしているものの、喜怒哀楽が抜け落ちています。
景色もイギリスの田園風景を思わせるテレタビーランドに対し、なんかCGのキラキラしたゾーンがメインです。
また、テレタビーズは毎回4人がドラマを繰り広げるのに対し、ブーバーはストーリーらしいストーリーがありません。
そんなことから、ブーバーの方がプラスチック的で人間味のない番組であることは確かでしょう。
さらに言えば、テレタビーズは見ようによっちゃかわいいけど、ブーバーはかわいくありません。




でも、それゆえに異次元感はアップしていて、見ているだけでトリップ出来ます。
DVDのインデックス画面をずっとホゲーと見ているだけでもあっちの世界に逝けます。
NTSC仕様のアメリカ盤DVDは現時点で3枚出ていますが、だいたい中身は似たようなものなので、まず最初に1枚ゲットして、体に合うかを確認してみることをおすすめします。