年末進行

夜のエクスカリバーがうなるぜ

DVDで『円卓の騎士』を見ました。
ご存じアーサー王がイギリスを統一してお妃のグイネヴィアが騎士ランスロットとデキちゃってなんちゃらかんちゃらという話で、もう百億回ぐらい映画化されていると思います。
エクスカリバー』とか『キャプテン・スーパーマーケット』とか『モンティ・パイソン&ホーリー・グレイル』とか。
この映画の特徴は、なにぶん1953年に作られた作品なので、セックル描写が全然ないこと。

  • ランスロットとグイネヴィアがセックルしない。
  • アーサー王とモーガナが近親相姦セックルして出来る筈のモードレッドが、モーガナの兄だか弟という設定になっている。
  • 魔法でグイネヴィアに化けてランスロットをくわえこんでセックルする筈のエレインが、なぜか清純派。

という風にアレンジされています。
あと、エキストラの数が『少林寺』並に少なくて、さらに最初のシネマスコープ作品だということもあり、横長画面をフルに使い切れていなくて、合戦シーンがのんびりしています。
でも、重厚な作りがすごくかっこよくて、自分も騎士道に邁進せねば!という気にさせてくれます。
ミクロス・ローザの音楽も素晴らしいです。
オマケでプレミア上映会の模様が入っていて、ラナ・ターナーとかデビー・レイノルズとかが挨拶しています。