THE MEZMERIST: THE INNOCENT, THE FORSAKEN, THE GUILTY


THE MEZMERISTの『THE INNOCENT, THE FORSAKEN, THE GUILTY』を聴きました。 西海岸メタル・バンドの1983年頃に録音されたファーストEPと1985年頃に録音されたセカンドEPをカップリングしたCDで、おまけDVDが付いています。 ヴォーカル兼ギターのトミー・メズメルカルドが率いていたTHE MEZMERISTですが、ファーストEPにビル・ワードが参加したことで知られています。BLACK SABBATHの『BORN AGAIN』を発表して、ツアー不参加となった時期の音源でしょうか。言っては何ですが、あまり良いプレイは聴けません。 というかメズメルカルドの変な裏声ヴォーカルがしょっぱ過ぎて泣けます。 セカンドEPでは裏声はやっていませんが、だからといって何か素晴らしいことが起こっているわけでもないです。 DVDはメズメルカルドが思い出話を40分間しゃべって、CDブックレットで使われているのと同じスチル写真が出てきたりします。DREAM THEATERのジョーダン・ルーデスやSOCIAL DISTORTIONと友達だそうです。 かなりしょっぱい作品ではありますが、Shadow Kingdom Recordsをレーベル買いしている人だったらしょっぱさ込みで愛することが出来そうです。誰にでもおすすめ出来る音楽ではありません。