リンカーン/秘密の書【軽度のネタバレ】

映画『リンカーン/秘密の書』を見ました。スピルバーグの『リンカーン』の前に公開するThe Asylum商法みたいなのかと思ったら、そういう訳ではなかったみたいです。まるで期待していなかったぶん、けっこう面白かったので、すごく得した気になりました。
ゲティスバーグ演説の「by the people of the people for the people」の"people"というのは、しばしば"人民"と訳されますが、実は吸血鬼に対する"人類"の意味だったというのに、妙に納得させられました。
日本の歴代首相でヴィジュアル的に、走る列車の上で斧を振り回して吸血鬼軍団を薙ぎ倒してさまになるとしたら、小泉純一郎ぐらいなものでしょうか。クサツヨ版『日本沈没』では小泉ヘアーの首相(石坂浩二)が総理専用機に乗っているところを火山爆発に巻き込まれて死んでいましたが。
特殊メイクはグレッグ・キャノムでした。まだ生きていたのか!と思ってIMDBを見たら、ずっと第一線でやっていたのですね。すみません。オジー「Bark At The Moon」の特殊メイクもこの人です。