戦火の馬


『戦火の馬』を見ました。スティーヴン・スピルバーグ監督。3月2日全国公開。こないだ『タンタンの冒険』が公開されたばかりですが、スピルバーグは『ジュラシック・パーク』と『シンドラーのリスト』、『ロスト・ワールド』と『アミスタッド』、『宇宙戦争』と『ミュンヘン』という具合に、娯楽大作と真面目系作品を間を置かずにワンツーパンチで公開するのが珍しくないです。第1次世界大戦を背景に、運命に翻弄される馬を描いた作品で、感動させられます。馬がたくさん死んでかわいそうで泣きます。後半のクライマックス、主人公の馬が凄い熱演を見せるシーンの舞台が1918年のソンムの戦いですが、ソンムといえばヴェルダンと並んで死亡者が多く、イギリス軍の死傷者はヴェルダンよりも多かったそうです。