Die Stewardessen (1971)

邦題『スチュワーデス(秘)SEX/花弁地帯をむしる』。
世界を股にかけて飛び回るスチュワーデスの奔放な性を描いた作品。ニューヨーク編は景色だけアリ物を使って撮影はてきとうに近所で済ませたっぽいですが、チューリヒ編とローマ編とコペンハーゲン編はちゃんと現地ロケしています。まあいずれも西ドイツから遠くはないですが、要するにこれもオムニバス系ということです。
コペンハーゲン編では快楽主義者たちがたむろしているアパートの部屋をスチュワーデスが訪れていろんな人とセックスするわけですが、そのうちの一人が「コペンハーゲンを案内するよ!」と言って、人魚像の前で「あの腰つきがたまらないねぇ」と唸るのはまだしも、あとは市内のポルノショップばかり案内します。あと『冷凍凶獣の惨殺』に出てくるなんとか広場にも通りかかります。
ところで竹書房版『スターログ』によると『冷凍凶獣の惨殺』オランダ版DVDには原始獣レプティリカスが空を飛ぶシーンが収録されているそうですが、見た方いらっしゃいますか。
そういえば何作かでウド・キアーをだらしなくしたような顔のラファエル・ブリテンという男優が出てきます。またこいつかよ、と思わせます。