SHADOW FURY シャドー・フューリー

鬱屈した心を癒すために『SHADOW FURY シャドー・フューリー』を見ました。
船木誠勝ハリウッド進出!と銘打たれた2002年の映画です。
もちろんアメリカではビデオスルーです。
船木はクローン人間の暗殺マシーンという設定で、売春婦の姉ちゃんとの心の交流を契機に徐々に人間性に目覚めて、最後に同じく殺人マシーンのバス・ルッテンと戦う、と。
まあオリジナリティのかけらもない話ですが、面白ければ文句はないと。
ただ面白くもかけらもないのが問題なのだと。
船木はブルース・リーとか松田優作とかが入ったナルぶりがアレですが、身体は絞り込まれているし、殺陣はけっこう見せます。
演技に関しては監督の信頼がまったくない様子で、主演はサム・ボトムズという人がやっていて、セリフも少なく、ちょっと可哀想になります。
サム・ボトムズって『地獄の黙示録』に出ていたそうですが、こんな奴いましたっけ?
売春婦の姉ちゃんはカサンドラ・グレイという人です。知りません。ピアス乳首を出しています。
クローン人間船木を開発した博士の役でノリユキ・パット・モリタが出てきます。ビートたけしが博士に扮するときみたいな格好をして、さっさと死にます。
あとフレッド・ウィリアムソンが普段は酒場の黒人で、実は武器ディーラーという役で出てきます。
商店街の貸しスペースみたいなレンタル流れ中古ビデオ屋で380円で買いましたが、やや損した感がありました。
ところで船木が高い所から飛び降りるシーンがありますが