HERCULES AGAINST THE MOON MEN

さーて続いて『Hercules Against The Moon Men』を見るぞ!
と思って、試しにぐぐってみたら、田亀源五郎先生のブログがヒットしました。さすがだなあ。
2004年10月16日のエントリーで、「珍作だけど責め場はなかなか良い」だそうです。
ちなみに責め場はこれです。


で、見てみたらこれがかなり面白かったです。
舞台は古代ギリシャだかなんだかのサマール。
月世界人がやってきて、定期的に人身御供を要求します。
地元の人々は月世界人を倒すために、ヘラクレスを呼んできます。
(原語のイタリア語ではヘラクレスではなくマチステという人だそうですが、英語吹き替えではヘラクレスです)
ヘラクレスを呼んできた宰相(だかなんだか)のクラウディスは奸計にはまって、洞窟の中でトゲトゲの山に刺さって死にます。
ヘラクレスは水責めにあったり、キバゴリラと戦って、クラウディスの娘アガーと恋に落ちます。
セックスシーンはありません。
またもや人身御供が行われそうなので、ヘラクレスは助けに行きますが、囚われの身になってしまいます。
そこにいたのはサマールの女王。
実は彼女は世界最強の女王になることとひきかえに、月世界人と結託していたのです。
しかしヘラクレスは「あなたは美しい」とか言って、彼女の気を惹きます。
アガー+どうでもいいジャブローニも囚われの身になりますが、ちょっとしたスキを突いてヘラクレスに救われます。
ヘラクレスはトゲトゲ処刑されそうになりますが、馬鹿力で処刑マシーンをぶっ壊します。
そしたら月世界人はサマールの女王の血を使って、月世界の女王を蘇らせようとします。
月が地球に近づいてきて、天変地異が起きます。
(ありものの津波とか雷のシーンあり)
ヘラクレスは世界を救うべく、サマールの女王を助けようとして、岩石人間の軍団と戦います。
そうして月世界人を高いところから蹴り落として、月世界の女王像をガラガラガラと倒します。
そしたら月世界の女王は一瞬にしてミイラとなり、世界は救われたのでした。
最後、ヘラクレスは「サマールに残ってくれ」と請われながら、「私を必要とする人々が世界各地にいるだろう」と言って、アガーと共に去っていきます。おわり。
モンスターも出てくるし筋肉バトルもあるし、チネチッタで撮影したから古代ギリシャのセットもあるし、見せ場の連続なので最後まで飽きませんでした。
ちなみに月世界人はこれです。


キャプするのがたるいので携帯で画面撮りしました。