THE GALAXY INVADER

で、最初に見たのが『The Galaxy Invader』
宇宙人とアメリカ田舎のクズ白人たちが戦う!という一発ネタ映画ですが、一応真面目に作ったみたいです。
着ぐるみの宇宙人が地球に来て、それを目撃したクズ白人(Tシャツの胸のところが破けている)が「こいつを生け捕りにして売ったら儲かるぞ!」と酒場の連中に持ちかけ、大勢で捕獲する話。
で、大学教授と生徒が「科学の歴史に残る大発見だ!」と言って、宇宙人を逃がしてしまいます。
くだらなくて笑えるとかではなくて、ピュアにつまらない映画なので、途中から面倒臭くなってきます。
最後にクズ白人が宇宙人を撃ち殺してしまって、良い白人が「何をするだァーっ」と言って取っ組み合いになって、クズ白人の嫁さんのばばぁがクズ白人の頭をライフルの尻でぶん殴ります。
ライフルの尻で殴るシーンが何度も何度もリピートされます。
そして哀愁のピアノのテーマが流れて、安いシンセの曲が流れて、終わり。
やれやれだぜ。
1985年に作られたビデオスルーの作品で、監督は『Cinemagic』誌の編集長だったそうです。