墓石と決闘

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OK牧場の決斗』の続編『墓石と決闘』(1967)を見ました。
ワイアット・アープとクラントン一家の抗争が激化していく話で、『OK牧場』のジョン・スタージェスが監督続投。
俳優陣は一新されていて、ワイアット・アープをジェイムズ・ガーナー、ドク・ホリデイをジェイソン・ロバーズ、アイク・クラントンをロバート・ライアンが演じています。
OK牧場』ではいったん勝利を収めたアープですが、クラントン一家の力はまだ強く、二人の弟を殺されたり半身不随にされたりしてしまいます。
最初は大人しく裁判で訴えたりするのですが証拠不十分。
結局怒りを爆発させて、メキシコまで逃げたクラントンを倒しに赴くのでした。
デアデビルが弁護士として無能なゆえに裏で敵をぶち殺すのと同じで、本作におけるアープも保安官としてはけっこう無能です。
前半はなんだか裁判シーンが多くてフラストレーションが溜まるのですが、そのぶん復讐鬼となってクラントン一家の手下どもを殺しまくる姿がカタルシス
ただ『OK牧場』でのワイアット・アープをイメージして見ると、アープってこんな人だっけ?と首を傾げてしまうかも知れません。
あと手下のジャブローニ役でジョン・ヴォイトが出ているのは要チェック。
日本盤DVDも2,625円と、比較的お手頃ですね。