シャイニングその1

シェリーデュヴァルが一番怖い

ショックを受けたときにはしばしば「ガーン!」という擬音が使われますが、皆さんの頭の中ではどんな音が鳴っているのでしょうか。
僕の場合は、クシシュトフ・ペンデレツキのトーン・クラスターが鳴ります。
一方、「ガーン!」よりもさらにショックが長引くとき、たとえばキーボードの上にコーヒーをこぼした時には、同じくペンデレツキの『ウトレンニャ』中「キリストの復活」の、カン!カン!カン!カン!というやつが頭の中で鳴り響きます。
映画『シャイニング』の後半、亡霊たちが本格的に動き出すシーンで使われた音楽です。
思えばペンデレツキとかリゲティとかバルトークといった作曲家はどれもキューブリック映画に教わった気がします。
『シャイニング』サントラ盤は1980年代に一瞬日本盤CDが出たものの廃盤だそうで、きちんと形で再発してもらいたいものです。
我が家にあるのは500円で買った中古盤LPです。
このジャケット・アートワーク、当時ポスターとして使用されましたが、ビデオやDVDでは全然使ってもらえません。
『シャイニング』=黄色、というイメージが???なので、仕方ない気もします。


なお途中まで書いた原稿が消えてしまったときは、メタリカの「サッド・バット・トゥルー」イントロが鳴るときもあります。
知人の場合、『水曜スペシャル』で川口浩が巨大動物や毒蛇と遭遇したときの効果音が鳴り響くそうです。