Otis Spann

英盤裏ジャケはカラー、米盤は白黒

『ブルー・ホライズン』つながりでもう1枚。
オーティス・スパンの『The Biggest Thing Since Colossus』は初期フリートウッド・マックが全面参加(ドラムスのみS.P.リアリー)したアルバムですが、アメリカ盤LPのみジャケットが異なるのでした。
イギリス盤、そして数年前に出た日本盤CDはクワガタジャケットですが、アメリカ盤LP(Blue Horizon BH4802)のみスパンの写真なのです。
1997年だかに、ニューヨークの中古レコード店Bleeker Bob'sで買いました。
たぶんレア盤なので自慢したかったのですが、誰に見せても「ふぅーん」と興味なさげに言われるだけで、誰も羨ましがってくれないので寂しかったです。
ジャケットはともかく、ピーター・グリーンのギター・プレイが背筋がぞっとするぐらい凄い(ギタリスト:ピーター・グリーンとしてはたぶん最高傑作!)ので、ぜひ聴いてみて下さい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000007UGB/stonersunshin-22


このアルバムからは「Walkin'」がシングル・カットされましたが、B面がアルバムとは別テイクの「Temperature Is Rising (98.8 Degrees F)」。

(写真はオランダ盤)
B面曲はやはりボックス・セット『The Blue Horizon Story』で聴くことが出来ます。


ちなみに『ブルー・ホライズン』関連のデータは『Blue Horizon Records 1965-1972 / A Discography By Leslie Fancourt』(Retrack Books)をネタ本にしています。

1992年に出た本で、タイプ打ちの自主制作本みたいですが、今でも十分に使用価値のある内容です。