ロジャー・ムーアその4

エロ描写ほとんどなし

『北海ハイジャック』North Sea Hijack(1980)でのムーアはヒゲ顔、女嫌い、猫が大好き。
ジェームズ・ボンドとは一番距離がありそうですが、沈着冷静な海洋テロ対策スペシャリストという、かなり007が入ったキャラを演じています。
アンソニー・パーキンス演じるテ口リストが北海の油井を乗っ取って、膨大な身代金を要求。油井が爆破されたら、イギリス経済への大損失と人命の損失がある。イギリスの女首相は悩んだあげく、民間スペシャリストのフォルクス(ムーア)を雇うことにした、という内容です。
ムーアとパーキンスの知能戦が手に汗握る作品で、今回観た5作の中ではベストかも知れません。
フォルクスFFOLKESのFFOを鏡に映すと077になるわけで、タイトルも007へのオマージュなんだとか。