MONSTER MAGNET: MILKING THE STARS: A RE-IMAGINING OF LAST PATROL


行き帰りの電車でMONSTER MAGNETの『MILKING THE STARS: A RE-IMAGINING OF LAST PATROL』を聴いていました。涅槃楽。
“もうひとつの『LAST PATROL』”という趣旨のアルバムですが、同じ曲でも、よりアシッドでサイケでスペーシーになっていて、人の道を逸脱していきます。 しかも曲の体裁はちゃんとしていて、リミックス・アルバムとかダブ・アルバムというような“外伝”的作品ではないので、単体として聴けます。 今年出た『LAST PATROL』は高品質のハード・ロック・アルバムとして気に入っていて、9分半の「Last Patrol」のえぐいトリップ・ジャムも大好きだったのですが、『MILKING THE STARS』のヴァージョンを聴いてしまうと、しばらく戻ってこれません。
理想を言うと、まず『LAST PATROL』を数ヶ月聴き込んで、それからこっちに進んで欲しいです。お茶の席で、湯飲みの中を覗いたら星雲が渦巻いていた気分です。
なお初回盤CDはデジパック仕様で2曲ボーナス入りだそうです(はたして2ndプレスが出るかは知りませんが)。