DAVID BOWIE『NOTHING HAS CHANGED』


行き帰りの電車ではデヴィッド・ボウイのベスト盤『NOTHING HAS CHANGED』を聴いていました。 QUEENの『FOREVER』もそうだけど、クリスマスプレゼントで音楽データというのは味気ないので、年末商戦においてはベテラン・アーティストのベスト盤CDというのはまだ有効なのだと思います。
ボウイのベスト3CDは2014年の新曲「Sue (Or In A Season Of Crime)」から逆時系列で遡っていくという、『BEST OF THE BEAST』方式です。 あと2CDヴァージョンとか1CDヴァージョンとか1CDジャパン・エディションとか同時発売されていますが、それらにしか収録されていないテイクとかヴァージョンはないっぽいので、3CDだけ押さえれば良いです。 もちろん、この曲がないあの曲がないというのはあるかも知れませんが、全59曲も入っているので、ベスト盤としてはほぼ万全ではないでしょうか。 もし追加リクエストを出すなら「As The World Falls Down」とか「When The Wind Blows」とかの80年代のオリジナル・アルバム未収録曲、あるいは無かったことになっているTIN MACHINEの「Baby Universal」あたりでしょうかねえ。
ところでQUEEN『FOREVER』ではマイケル・ジャクソン入りの「There Must Be More To Life Than This」が初収録されたわけですが、他にもっとアウトテイクがあるのは判っているのだから、変な“裏ベスト”よりもマイケルvsフレディの「State Of Shock」とかフレディvsロッド・スチュワート「Let Me Live」とかフレディvsボウイの「Cool Cat」とかをケチらず一挙放出して欲しかったです。