ジゴマ

怪人二十面相の元ネタのひとつになったという『ジゴマ』についてネットで調べていて見つけたポーランドの研究誌『Silva Japonicarum』(第31号のところ)。映画『ジゴマ』の日本公開時の騒ぎについて。 後で膝を正して読もうと思います。 ところで『ジゴマ』ってフィルムは現存しているのでしょうか?
ちなみにこのサイトの1918年Rue de la Roquetteの映画館で『ジゴマ』を上映しています。
日本語で読める『ジゴマ』資料は永嶺重敏『怪盗ジゴマと活動写真の時代』がありますが、『Silva Japonicarum』では参考資料とはなっていないようです。
あとアマゾンで『ジゴマ芸者』『ジゴマ小僧のいたづら日記』などの和製パチモン小説が“この本は現在お取り扱いできません。”となっていますが、そりゃそうだろうと思います。 ただし『ジゴマ小僧のいたづら日記』は近代デジタルライブラリーで読めますね。 タイトルに反してエロくはないっぽいです。

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フランスではエドガー・アラン・ポーの作品はボードレールやマラルメが翻訳していたそうですが、どんな翻訳か気になります。

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NADJAの『BLISS TORN FROM EMPTINESS』が新装ジャケでアナログ盤化されるそうですね。 ちょっと欲しいけど、NADJAは別ジャケまで揃えていたらキリがないし、今回はパスしようかと思います。 でもアルバムとしてはとても良い作品なので、CDで聴いていない人はこれを機会にぜひ。