日本SF展 @世田谷文学館

明日が最終日なので、世田谷文学館の日本SF展に行ってきました。
星新一手塚治虫小松左京真鍋博筒井康隆ら巨人たちの足跡を軸に、海野十三大阪万博・大伴昌司・SFマガジン・創元SF文庫・ゴジラなどをフィーチュア。敬称略なのは、いくつ“大々々々々々々先生”を付けても足りないからです。
巨人たちを紹介するパネルの文章は、豊田有恒が書いています。手塚治虫のバイオも書いていて、仲直りしたらしいという話はどこかで読んでいたものの、一瞬「あッ」と思いました。
大伴昌司は実は絵がヘタ、という思いを新たにしました。もちろん絵を描くのが本職ではないし文句をつけるのが的外れなのですが。
何故か一角に浦沢直樹コーナーがあって、『20世紀少年』生原稿が飾ってありました。まあ確かに大阪万博とか出てくるし...とは思ったのですが、やはり唐突です。 若いお客さんを呼ぶためでしょうか。図録にはまったく言及がなく、なかったことになっていました。
そういえば『20世紀少年』、「お前、なんとか君だろ」という最後のオチで、「なんとか君」って誰だっけ?...と思って、いずれ読み返そうと思っていたら、現在に至ってしまいました。