SLAYERのジェフ・ハンネマンが亡くなったそうです...

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発売から1ヶ月半、ようやくboris『目をそらした瞬間 The Thing That Solomon Overlooked Chronicle』CD4枚組を一気聴きすることが出来ました。 最初の3部作はアナログ盤で出た当時から何度も聴いているし、今回のCD化に際して新たに録音された『Extra』も聴いたのですが、これは一気聴きしなければならない!と感じて、機会を狙っていました。しかし邪魔されずに150分ぶっ続けで音楽を聴くチャンスがなかなかなく、1ヶ月半かかってしまったのでした。
小文字borisというとズズーンと1曲20分ぐらいというイメージがあったため、『praparat』はやや違和感をおぼえたのですが、『目をそらした瞬間』を一気聴きすると、最初の3枚を聴き終わる頃には脳が弛緩しきっていて、『Extra』と『praparat』の曲が短い理由が見えてきます。曲の長さ短さで物事を測るなど無意味なのであります。「ケモノピーク」が小文字boris名義なのも、「そうか、そうだったのか」と納得します。さらに"なぜ音楽は音楽なのか"がわかります。壁に手を当てると、隣の部屋に行けます。人間は空を飛べることに気付きます。渋滞している道路に飛び出しても、車に轢かれません。 ...渋滞していたら車は動いていないので、轢かれませんね。いずれにせよ、音楽の良さは長さ短さで決まるものではないという事実を再認識させられます。
この勢いで『vein』CD2枚組も聴こうと思います。