これまでジミ・ヘンドリックスについて原稿を書くときジョン・マクダーモット『Jimi Hendrix Sessions: The Complete Studio Recording Sessions 1963-1970』をネタ本のひとつにしてきました(邦訳もあるけど、レコーディング・セッションの詳細が日本語にきちんと置き換えられているか不安なのでおすすめ出来ません)。でも1995年に刊行された本で、『FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN』『VALLEYS OF NEPTUNE』『PEOPLE, HELL AND ANGELS』が出た今となっては情報が古くなっています。たとえば『PEOPLE, HELL AND ANGELS』の「Somewhere」がレコーディングされた1968年3月13日、ニューヨークのサウンド・センターでのセッションにはバディ・マイルスも参加していますが、『Jimi Hendrix Sessions』にはその記載がなかったりします。2008年に出たマクダーモットの『Ultimate Hendrix』は現物を見たことがないのですが、どの程度新情報が加えられているのか、気になります。さらに『PEOPLE, HELL AND ANGELS』が出た今、さらなるアップデートをして欲しいです。

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映画『Spiders』予告編。巨大蜘蛛が暴れます。『スパイダーズ』『ジャイアント・スパイダー大襲来』『巨大クモ集団の襲撃』『世紀の怪物タランチュラの襲撃』とは別の映画です。

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映画『Room 237』予告編。『シャイニング』の強引な解釈というとyoutubeでネタとしてやっている人も多いのですが、このへんとかガチでそう信じていそうでちょっと怖いです。