ジャッジ・ドレッド


今日見たわけではありませんが! 映画『ジャッジ・ドレッド』を見ました。
僕はスタローン歴は30年を超える筈ですが、精進が足りないせいか、『スペシャリスト』と『暗殺者』、『デモリッションマン』と『ジャッジ・ドレッド』の区別が今ひとつつきません。『スペシャリスト』はスタローンが殺し屋でシャロン・ストーンとコーマン決める映画で、『暗殺者』はスタローンが殺し屋でアントニオ・バンデラスと共演して2人とも英語が不自由な映画でした。『デモリッションマン』はスタローンが未来でランニング一丁で「うおおー!」と叫ぶ映画で、『ジャッジ・ドレッド』はスタローンが未来でランニング一丁で「うおおー!」と叫ぶ映画でした。
で、今回の『ジャッジ・ドレッド』にはスタローンは出てきません。ギャングが占拠するビルに特殊部隊が殴り込みをかけて悪い奴を殺すという、『ザ・レイド』と同じ話でした。イギコミ版の『ジャッジ・ドレッド』は素顔が出てこないのに対し、スタローン版ではランニング一丁で「うおおー!」と叫んでいましたが、今回は素顔を出しません。いわゆるリブート版で"第1作"の筈なのですが、ジャッジ誕生!みたいな面倒臭い部分はすっ飛ばして、最初からジャッジはジャッジです。第1作なのに最初からベテラン顔して後輩に対して偉そうなのに違和感をおぼえることも確かではあるものの、『アメイジングスパイダーマン』みたいにまた最初から始めるような面倒臭いことはしないのが潔いです。で、ジャッジ・ドレッドが大暴れして、人がたくさん死にます。既に記憶の中で『ザ・レイド』とごっちゃになっていますが、ジャッジ・ドレッドが出てくる方が『ジャッジ・ドレッド』、シラート親父が出てくる方が『ザ・レイド』です。