ラ・ワン

今日見たわけではないのですが、映画『ラ・ワン』を見ました。1号雑誌に終わった『実話レイジ』の表4広告がこの映画でした。
インドの映画で、前半はロンドンが舞台、後半はムンバイが舞台。ゲーム内の悪者ラ・ワンが実体化して、やはり実体化した正義の味方ジー・ワンと戦う話です。ラ・ワンRA OneはRandom Access Version Oneの略ですが、ラーヴァナとのダブルミー二ング。ジーワンはGood Oneの略ですが、ヒンズー語で生命を意味するそうです。最初に2人が戦うのが、PINK FLOYD『ANIMALS』でおなじみのバターシー発電所です。
インドSF映画は昨年『ロボット』が日本公開されましたが、どちらも2時間半を超える大作。でも、SFありバトルありミュージカルありダンスあり笑いあり涙ありのサービス精神旺盛な作品なので、長さを感じさせません。最初の30分ぐらいは家族の描写がたるいですが。
スーパースター・ラジニカントが意味なく『ロボット』の設定でちょっとだけ出てくるので、事前に見ておいた方が良いかも知れません。
ところで最初にガキが夢の中で"ブルース・リーの3人の友人"と戦いますが、その名前がIski Lee、Uski Lee、Sabki Leeでした。