プロレスリングノア両国国技館大会で、小橋建太が引退を表明。あと1試合だそうです。
(うちで仕事していたので、見に行っていません)
初めて小橋を見たのは1988年4月2日、同じ両国国技館で、梶原一騎追悼興行・格闘技の祭典でした。小橋はまだデビュー2ヶ月で、青いタイツを穿いて、渕正信と対戦していました。
2005年7月18日、東京ドームでの佐々木健介とのシングルマッチでは、プロレスが格闘技より凄い点として"100発チョップを食らっても死なない"という明快な答えを示してくれました。
僕はずっと"小橋はプロレスの仕組みを本当に知らなかった"のではないか?と仮説を立てていました。マッチメイクを任されたとき、「小橋さん、次のタイトルマッチ、どうしますか?」と関係者に訊かれて、「絶対勝つッス!(青春の握り拳)」と抱負を語っていたら連勝記録が伸びてしまい、絶対王者となってしまったのではないでしょうか。
プロレスはドラッグなので、ひょっとしたら数年後、小橋が革ジャンを着て口から水をプーと噴いてデスマッチをやるようになるかも知れませんが、ひとまずお疲れさま、と言いたいです。