BEDEMON: SYMPHONY OF SHADOWS


さらにBEDEMONの『SYMPHONY OF SHADOWS』を聴きました。1970年代にPENTAGRAMに在籍したことがあるギタリスト、ランディ・パーマーのプロジェクトで、1973〜74年に録音したデモ(PENTAGRAMのボビー・リーブリングとジェフ・オキーフが全面参加)は2005年に『CHILD OF DARKNESS』としてアルバム化されています。ランディは2002年に自動車事故で亡くなってしまいましたが、途中まで作っていた新作が遂にアルバム化されたのが『SYMPHONY OF SHADOWS』です。ランディはPENTAGRAM以外ではほとんど実績もないし、今回はボビー・リーブリングも参加していないしで、全然期待していなかったのですが、これは良いではありませんか!1970年代PENTAGRAMを思わせるオールドスクール・ドゥーム・リフが冴えまくり、長めの曲が多くて若干プログレッシヴ的でもあります。僕がまったく知らなかったCraig Junghandelのヴォーカルも良いです。聴き終わって、ドゥームな多幸感に包まれました。