ドライヴ

映画『ドライヴ』を見ました。3月31日公開。
つまんなくないけど面白くもないです。全編低温です。シリアスなクライム・ムービーを狙っているのかも知れないけど、シリアスなのと辛気くさいのは違うと思います。バイオレンスもカーチェースもおっぱいも出てくるのにこの温度の低さは何なのかと。主演のライアン・ゴズリングは寡黙というより不景気でした。サソリスタジャンとか爪楊枝とか、細かいネタがさらに温度を下げます。サントラもフニャチン。
米ローリング・ストーン誌は2001年のベスト1位とかにしていますが、これだったら同じdriveでも『ドリヴン』とか『ドライヴ・アングリー』の方がずっと面白かったです。
最後にアレハンドロ・ホドロフスキーに感謝が捧げられていますが、何か関係あるのでしょうか。