タンタンの冒険〜ユニコーン号の秘密〜

『タンタンの冒険〜ユニコーン号の秘密〜』を見ました。感想は後ほど。
僕は子供の頃(1970年代中盤)ベルギーで育ったので、タンタンとアステリックスとラッキー・ルークとスマーフは基本的教養でした。でも兄の影響で『デビルマン』とか石川賢版『変身忍者嵐』とかを既に読んでいたので、タンタンは全然ヌルくてハマりませんでした。アステリックスとかラッキー・ルークは正直おならプーでした。アステリックスは70年代に日本語版も出たそうですが、たぶんあまり浸透しなかったのではないかと。映画『ミッション・クレオパトラ』もアステリックスものだということを全然宣伝せずに日本公開されたし。
それはともかく映画版『タンタンの冒険』ですが、スピルバーグの元気ぶりが前面に出ています。爺さんになってしまったインディアナ・ジョーンズに代わる新しいヒーローを見出して、さらに活躍させています。原作と較べるとアクションとか刺激がアップしているし、人も死ぬので、コアな原作ファンの人には抵抗があるかも知れませんが、僕的には原作より迫力&ドキドキがアップしていて大アリです。
初めて予告編を見たとき、こんなにタンタンそっくりの俳優を見つけて凄い!これは実写版『ポパイ』ばりの怪作になるかも!?と予感したのですが、CGの人でした。
スピルバーグはあまりに元気すぎて、早くも来年3月には次の監督作『戦火の馬』が公開されますね。
ところでタンタンはフラマン語でKuifjeといいます。