BITCH MAGNET @渋谷O-NEST

そしてDEF LEPPARD終演後に渋谷に向かって、BITCH MAGNETを見ました。前座のにせんねんもんだいとふくろは見れませんでしたが、BITCH MAGNETは滑り込みセーフ。
ポスト・パンク/ノイズ・ロックのレジェンドが再結成、12月のAll Tomorrow's Parties出演を前にして1回のみの来日公演。『UMBER』『BEN HUR』どちらも良いアルバムなので、ライヴで見たくて頑張って渋谷に行きました。なお、それらのアルバムにいろんな音源を加えた3枚組ディスコグラフィCD『BITCH MAGNET』がえらく安いです。
演奏は良いものだった一方で、大音量で押しまくるタイプではなく、スーヤン・パークのヴォーカルが脱力系でした。で、とにかくギターの音の不調が命取りで、再度アンプをいじったりシールドを変えたりロスタイムが多く、かなり冷めてしまいました。結局45分ぐらいやって、ほぼギブアップのような形で終演。メインのギブソンSGが不調でしたが、サブとしてちょっと使ったヤマハが終演後に突如倒れて、ヘッドが縦にまっぷたつになってしまいました。
せっかくのレジェンド初降臨がこんな形になってしまったのは我々だけでなく、バンドや主催者側にとっても不本意なものだったでしょう。とはいえ、DEF LEPPARDの直後に見たせいか、非プロフェッショナルなところが目立ってしまい、ちょっと残念でした。でも、彼らが再結成を果たし、そして日本に来たことは素晴らしいことだと思うので、来年はぜひ本格的なジャパン・ツアーを行って、フルスケールのライヴで本領発揮して欲しいです。