ヘンリー・ダーガー展 @ラフォーレミュージアム原宿


ゼニ勘定と自己顕示欲ばっかの"アーティスト"には辟易させられますが、それに対してヘンリー・ダーガーの何とピュアなことよ。ラフォーレ原宿のダーガー展、15日(日)まで。ピャウ。
2007年に原美術館でやったダーガー展と展示作品がけっこう重複していた気がしますが、幼女の首を絞める絵が本当に輝いていますね。幼女内臓はみ出し絵もあり。
生涯女性のマンコを見たことがなかったため、幼女を描くときに股間にチンコを生やしていたダーガーですが、本展の"EPILOGUE"近くに展示された2作品では、全裸幼女にチンコが生えていませんでした。長く書き綴った虚無戦記の最終章で、幼女にはチンコがないことを知ったのでしょうか。その時、ダーガーの胸には何が去来したのか。涙が出ました。
そういえば映画『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』も必見です。こちらで軽く感想を。
ところで、やまだないとトキワ荘漫画『ビアティチュード』赤塚不二夫がダーガーそっくりの幼女虐殺漫画を描いていましたが、2巻はもう出ないのでしょうか。