MIKE PATTON: MONDO CANE

マイク・パットンがイタリアンムード歌謡を歌う『MONDO CANE』を聴きました。
FAITH NO MOREで「Easy」とか「I Started A Joke」を情感たっぷりに歌うパットンがどこまで本気でやっているのかよくわからんのですが(再結成FAITH NO MOREのライヴでもマイケル・ジャクソンの「Ben」を真顔で熱唱しているし)、このアルバムでもオーケストラを従えて、朗々と50s&60sイタリアン・ポップを歌い上げています。「Urio Negro」ではギョエーと歌っているパートもあるのですが、あくまで例外。澄んだ目でじっと見つめられるようで、斜めからやられるよりも居心地悪く感じてしまうのは、彼の人徳でしょうか。
原曲は1曲も聴いたことがありません。