TRIPTYKON: EPARISTERA DAIMONES

トム・G・ウォリアーの新バンドTRYPTYKONのデビュー作『EPARISTERA DAIMONES』、4月21日に日本盤発売。暗く重く燃える炎に焼かれます。予想以上にCELTIC FROSTの最終作『MONOTHEIST』の延長線上ではありますが、スロー地獄ドゥームからデス・テイストあふれる陰惨ブルータル・メタルまで、新たな旅立ちを飾るに相応しい、ブスブス腐食泡を噴く鮮度の高さ。
日本盤ボーナス「Shatter」は最初の3ヶ月ヴァージョンにしか入っていなくて、その後はカットされてしまうそうです。
しかも早くも6月、NILEとOBSCURAと共にExtreme The Dojoで来日が決定!

                  • -

リゲティ『WORKS』は『String Quartes & Duets』と『Vocal Works』編を聴きました。
『String Quartes & Duets』編、恐怖と癒やしの対比が圧巻で、このボックス中で現時点で一番凄いです(あと歌劇『Le Grand Macabre』が未聴)。やはりボックスだと手が出ない...という方には、820円の単品盤CDがおすすめ。

                  • -

ところで4月9日公開のスコセッシ&デカプ映画『シャッター・アイランド』の音楽はロビー・ロバートソン監修ですが、使われているのがリゲティ、ペンデレツキ、ジョン・ケイジナム・ジュン・パイク、ジャチント・シェルシ、ジョン・アダムス、マックス・リヒター、ブライアン・イーノ、アルフレッド・シュニトケとかなのでした。
サントラ盤CDも出ています。アマゾンだと1枚物CDと表記されているけど、たぶん2枚物のはず。
試写会行きたいです。