MGMT: CONGRATULATIONS

MGMTの新作。なんだ輸入盤1,061円って。ソングライティングもアレンジも、少なくとも年内いっぱいは遊んでもらえるアルバムで、コスト・パフォーマンス良すぎではありませんか。
ここでお薦めしなくても世界中の音楽マスコミがお薦めすると思いますが、あえてここでもお薦めします。たぶん誰もやったことがなくて、それなのにこんなにポップで良いのか。12分10秒の「Siberian Breaks」なんて、えらくキャッチーなのに解析しようとすると瓦解していきます。
Brian Eno」というタイトルの曲もありますが、意外やポップなフックのあるパンク...かと思いきや、後半コーラスの裏に場違いなシンセが混入、混沌へと突入します。
プロデュースはソニック・ブーム。おおっ。アートワークを描いたアンソニー・アウスガングはE.A.R.『PHENOMENA 256』のカートゥンフェラジャケも手がけた人です。 ←あれ?CDだとカートゥンフェラジャケじゃないの?うちにあるのはLPなのです。

ところでソニック・ブームの去年10月の来日公演には行かなかったのです。ETERNAL ELYSIUM / BLACK GANION / BAREBONES / GALLHAMMERを見に行っていたのでした。