CULTED: OF DEATH AND RITUAL

地獄系苦悶ドゥーム・バンドCULTEDといえば、前作『BELOW THE THUNDERS OF THE UPPER DEEP』の売り文句が"メンバー同士会ったことがない"というものでした。ヴォーカルのスウェーデン人以外の3人はカナダの同じ町に住んでいるそうで、"鬱だ氏のう"系でなく"鬱だ殺す"系の能動的ドゥームなので、実際にはよく一緒に飲みに行ったりしているのかも知れませんが、同じ町に住んでいるのに顔を合わしたことがないドゥーム・バンドというと、とてつもなくファンタジーが膨らみますね。
そのCULTEDが早くも4曲入りEP『OF DEATH AND RITUAL』を3月24日に発表します。EPとはいっても全4曲・25分半で、しかも密度が濃いので、かなりの満腹感を伴います。基本路線はアルバムと同じで、SWANSの「Whore」をカヴァーしたりもしています。聴いても自殺したくはならない代わりに、陰湿なやり方で他人を殺したくなります。
ところでカナダ側の3人もみんなスウェーデンっぽい名前ですが、スウェーデン系コミュニティがあるのでしょうか。カナダのインド系コミュニティではタイガー・ジェット・シンが名士だという話を聞いたことがあります。筑波のタイガー・ジェット・シン・カレーハウスGuns、一度行ってみたいです。しかし何故Guns。

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我が家にあるドゥームとかストーナーとか爆走系ロックンロールとか、そっち系の10"シングル所有リスト。仕事の合間に"そっち系箱"に入っているものをリストアップしただけなので、各々のバンドのLPと同じところに入っている10"は入っていません(THE WILDHEARTS「Suckerpunch」とかMANIC STREET PREACHERS「The Masses Against Classes」とかPEARL JAMのクリスマス10"とかミッシェルガンエレファントのやつとか)。
隠居したら老後の楽しみとして所有CDのリストを作るつもりです。