Mike IX Williams: Southern Nihilism Front 7"

EYEHATEGODのマイク・ウィリアムスのソロ名義での7"。Chrome Peeler Recordsからのリリースで、黒&緑っぽいマーブルカラー盤の限定500枚。さらに折り曲げても7"ジャケットより大きいポスター(表はアートワークの拡大版、裏はスポークン・ワードの詩)が付いてきます。
詩集『Cancer As A Social Activity』も出している彼ですが、この7"のA面はRyan McKernによるエレクトロニクスに乗せたポエトリー・リーディング「That's What The Obituary Said」。EYEHATEGODでは判りづらいですが、この人の詩は胸をグイッと抉る苦痛がたまらないです。この詩では主人公の追悼記事によると...という形をとって、その数奇かつ悲惨な人生を描いています。
B面はBLOODYMINDEDのCD『GIFT GIVERS』に収録されていたマイク参加の「Ten Suicides」。ヴォーカルにエフェクトをかけた、ちょっとノイズっぽい曲です。
ところで最近聴いたEYEHATEGOD〜IRON MONKEY系の新人バンドではHANG THE BASTARDの『RAW SORCERY EP』が随所に速弾きギターを入れたりして、けっこう面白かったです。