ウォッチメン試写会 @丸の内ルーブル

ウンチメン

映画『ウォッチメン』見てきました。2時間46分でも短いぐらいで、面白かったですよ。
フルチンで研究するDr.マンハッタンの青い尻が目立ちます。というか実写だとチンコぶらぶら・ビキニパンツ・スーツ姿と、何を着てもその変態ぶりが際だっています。原作にあったビキニパンツ+ピチタンクトップ姿がないのは、あまりに変態っぽいからでしょうか。
ちょんまげ革ジャンサムライチーマー軍団がベースボール・フューリーズ並におかしかったですが、原作のまんまなのですね。
あと人が爆発すると血がドバーと飛び散ります。スピルバーグ版『宇宙戦争』で不満だった部分をスッキリさせてくれました。
しかし、時代が変わるシーンに「The Times They Are-A Changin'」、戦争が起こりそうな都会のシーンに「99 Luftballons」、ベトナム戦争のシーンに「ワルキューレの騎行」、「アレキサンダー大王に憧れる」と語るシーンに「Everybody Wants To Rule The World」という、あんまりにベタな音楽の使い方はどうなのよという気もしますが。時代背景を表しているわけでもないし。
エンディングはマイケミが歌う「Desolation Row」(ボブ・ディランの曲)→レナード・コーエンの「First We Take Manhattan」という、露骨なタイアップ→安い80sシンセのコンボ。そういえば同じく刑務所暴動がある『ナチュラル・ボーン・キラーズ』もエンディングはレナード・コーエンでしたね。原作通りのジョン・ケイル「Santies」だとやはり陰気過ぎるでしょうか。
「First We Take Manhattan」はジェニファー・ウォーンズの『FAMOUS BLUE RAINCOAT』に入っているカヴァー(でも発表されたのはこっちが先)の方がかっこいいです。スティーヴィ・レイ・ヴォーンがギターを弾いていて、レナード・コーエンと一緒にミュージック・ビデオにも出演しています。
予告編のMUSE「Take A Bow」は本編では使われていません。

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