Sam Montgomery

BLUES AND GOSPEL FROM THE EASTERN ST

Theme Time Radio Hourの11月30日放送分『Fruits』でサム・モンゴメリーの「Where the Sweet Old Oranges Grow」を聴いて、おっと思いました。モンゴメリーは生前、1936年に12曲のみをレコーディングした戦前ニューヨークのブルースマンで、そのうち8曲がコンピレーション『BLUES AND GOSPEL FROM THE EASTERN STATES』に収録されています。「Where the Sweet Old Oranges Grow」はココモ・アーノルド「Old Original Kokomo Blues」とロバート・ジョンソン「Sweet Home Chicago」を繋ぐミッシング・リンクで、オランダ絵画に例えるならレンブラントフェルメールを繋ぐカレル・ファブリティウスのような存在ではないかと。しかし上記コンピレーションには「Where the Sweet Old Oranges Grow」は収録されていないのでした。