8月30日、キラー・コワルスキーが亡くなったそうです。
生でそのファイトを見ることは出来ませんでしたが、その妖気ただようたたずまいは20世紀プロレスラーの凄みを感じさせるものでした。コワルスキー道場はトリプルHやチャイナを育てたことでも知られており、藤波辰爾が訪れて変なデクノボウレスラーと対戦したのがTV放映されたのが記憶に残っています。
コワルスキーといえば1952年、ユーコン・エリックへの耳そぎニードロップが有名ですね。血だまりの中、耳がぴくぴく動いていて、それを見たコワルスキーは肉を見るたびに吐き気を催して、菜食主義者になったとのことです。耳を失ったエリックは精神異常をきたし、後に拳銃自殺したのだとか。