JACK KETCHUM: BOOK OF SOULS

BOOK OF SOULS

ジャック・ケッチャムの随筆集『Book Of Souls』を読み始めました。恥ずかしながらケッチャムの文章を英語で読むのはこれが初めてなのですが、ロックンロールな文体が予想以上に平易で、軽妙な語り口なので、すいすい読み進めることが出来ます。アメリカで未だにパルプ・ノベル以下の扱いしか受けていないのは、エグイ内容はもちろんのこと、あまりに平易な文体のせいではないでしょうか。まだ冒頭の、雨の中おばあちゃんを押しのけてタクシーに乗った話と父親が経営する店からヘンリー・ミラーの本を万引きして、大人になって出版エージェントになってから晩年のミラーに会った話までしか読んでいませんが(ホキ徳田は出てきません)、全74ページしかないし、早いうちに読了できそうです。普通にアマゾンで購入したら、500冊限定本でサイン入りでした。