ALLAN HOLDSWORTH: SAND

ギター・シンセSynthaxeはカタカナ表記がシンセアックス、シンサックス、シンタックスなど統一が取れないまま廃れてしまいました。僕は一度も文章でこの楽器について触れたことがないので、表記で悩んだことはありません。6月に『ベル・アンティーク』から出たアラン・ホールズワース紙ジャケCDではシンタックスに統一されていますね。
ホールズワースはエディ・ヴァン・ヘイレンほか超一流ギタリスト達がすごいすごいと大リスペクトしているし、実際頭がくらくらするほど変なギターを弾くし、知識として当然押さえておくべきなので、ちょびちょび音源は聴いているのですが、一度も本格的にハマったことがないのです。速弾きが流麗なレガート主体でバリバリマシンガン・ピッキングとかがなくて、しかもギタシンに走ってさらにとっかかりがなくなったのが最大の原因だと思います。あとアルバム・ジャケットがショボかったことも一因かも知れません。『ATAVACHRON』(86)ジャケのイラストがこれだし。↓

これはあかんと思ったのか、続く『SAND』(88)日本盤ジャケはなんとなく"最先端"っぽいロゴのものになっています(右上のやつ)。でもアメリカ盤はマグリットとキリコが屁をこいたようなやつです。↓

まあIRON MAIDENの『SOMEWHERE IN TIME』とかイングヴェイの『TRILOGY』は普通に聴けるし、ゲイリー・ムーアのジャケットは全部購買意欲を殺ぐものばかりなので、ジャケうんぬんより音楽そのものが肌に合わなかったのだと思います。でも何度かライヴ見たことありますよ。今年1月の来日公演はパスしましたが。
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