ブルースとは何だろう

昨日の日記で書いたコンロン・ナンカロウの『CONLON NANCARROW VOL.1 - STUDIES 1-12』の#2a(1950年頃)は"ブルース練習曲"なのだそうです。コードが巡回リピートされるところがブルースなのでしょうか。むぅ。さらに1935年にも「Blues For Piano」という曲が書かれていて、『LOST WORKS, LAST WORKS』というCDで聴くことが出来るのですが、これもブルースと呼んで良いのやらどうなのやら。
ラ・モンテ・ヤングもLA MONTE YOUNG & THE FOREVER BAD BLUES BAND名義で『JUST STOMPIN' - LIVE AT THE KITCHEN』という"ブルース・アルバム"を出しており、『ディープ・ブルース』などの著書で知られる故ロバート・パーマーがえらく長文のライナーノーツを寄せています。ウェズリー・ウォレスの「No.29」まで引き合いに出されています。このアルバムがブルースというならば、『ゴーストワールド』に出てくるみたいなGREAT WHITEとかCINDERELLAっぽいバンドがデルタ・ブルースを名乗っても差し支えない気もします。
なんとブルースは奥が深いのでありましょうか。ピャウ

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そういえばSIMIAN MOBILE DISCOCAJUN DANCE PARTYがごっちゃになっていて。
何故かというと両者とも「猿+踊り+動き」という3要素をバンド名にしているからです。でも一瞬ルイジアナの人を猿と同一視していたのはよくないと反省しました。