MACHINE HEAD @渋谷O-EAST

グランジなんて腐敗したトレンドだよ!俺たちの音楽にはメロディがあるのさ!」とかうすらみっともない泣き言をほざく落ち目バンドがいっぱいいたせいで"メタル"が差別用語になっていた1990年代前半、メタルの尊厳を守り続けたのがPANTERAとMACHINE HEADでした。
「えーメタルってキモーイ!ヲタク!新興宗教!臭い!馬鹿!童貞!粘着質!ヅラ!」と誹謗されようとも、PANTERAとMACHINE HEADを大音量でぶちかませばそんなウンコどもは吹っ飛んでいきました。
MACHINE HEADはデビュー・アルバム『BURN MY EYES』が神すぎて、続く『THE MORE THINGS CHANGE』にもマジックがあったものの、その後は"良くて当たり前"のバンドとなった感がありました。でも去年の『THE BLACKENING』は久々に神通力が復活!僕の個人的年間ベストの第4位となりました。ラウドパークでのライヴも凄かったです。
で、今回が単独公演。やはり目ン玉飛び出るほど良かったです。頸椎がへし折れ腰椎が粉砕しました。
「いつもより長いセットをやるぜ!」と高らかに宣言したわりには80分ぐらいでしたが、5時間ぶんぐらいの濃密度。
ライヴ会場を出たときなんだか高揚感があって、コォォォッ!と叫びながらマークシティ美々卯でうどんすきを食べました。
生きたエビが跳ねるのを見て外人のおばはんがEEEK!と悲鳴を上げて店内を凍り付かせました。