EARTH新作・運命の日本盤登場

EARTH

EARTH待望の新作『THE BEES MADE HONEY IN THE LION'S SKULL』日本盤CDが2月22日に発売されます。
『HEX: OR PRINTING IN THE INFERNAL METHOD』の延長線上にある、アメリカーナの静かなる闇を描いた作品ですが、ロックやメタルの残滓はなく、アメリカーナといってもカントリーやブルーグラスとも無縁。現代音楽としてもラ・モンテ・ヤングともテリー・ライリーともまったく異なったもの。どこか懐かしいようで比類のない、まさに唯一無比の音世界が広がっています。
このアルバムが"良い"のか"良くない"のかなどというレベルではなく、何故人は音楽を作るのか?何故人は音楽を聴くのか?という根源の問いに直面させられる作品です。
ビル・フリゼールがゲスト参加していますが、EARTHの地球に溶け込んで、見事な効果を出しています。
日本盤はツアー・オンリーだった『LIVE EUROPE 2006』をボーナス・ディスク収録した豪華仕様。
僕自身まだ全編を呑み込むには至っていないのですが、おそらく2008年、あらゆる音楽ジャンルの枠を超えて最も重要な作品のひとつとなる予感がじんわりとします。まだ1月ですが。
ただ『HEX』がダメだった人にはとことんダメだと思います。