ハロウィン

見ました。2007年版。ロブ・ゾンビ監督なので、マイケル・マイヤーズ一家はいきなりホワイト・トラッシュで、ママがシェリ・ムーンです。
というか『デビルズ・リジェクト』のファイアフライ一家がほとんど全員出てきます。
さらにマルコム・マクダウェルウド・キアー、『ゾンビ』のピーター、シビル・ダニング、ダニー・トレホモンキーズのミッキーなど、"職業:コンベンションのサイン会"という人が総出演。マイケルもセイバートゥースの人だし。
1時間50分の映画で、前半のディテールが細かく、マイケルが精神病院を脱走するまでに50分かかっているというのがオリジナルとの大きな違いでしょうか。でも後半の流れもきっちり押さえていて、セックルしてると殺されるし、"シーツの上にトンボ眼鏡"とか"ぶら下がっている死体を前に不思議げな表情で首を傾げる"などのポイントはきっちり再現されています。
妹がどうとか、人情部分はあんまり要らないですが。
ヒロインの眼鏡っ子はそれなりに美形という感じ。もちろんジェイミー・リー・カーチスよりははるかに良いです。
あとロック・ファンなら誰でも知っておくべき定番曲があちこちで流れます。サントラ盤CDも押さえておきましょう。BLACK SABBATHの「Heaven And Hell」は権利関係ゆえか入っていません。
良くも悪くも『ハロウィン』をロブ・ゾンビがリメイクしたらこうなる...という仕上がりですが、そのへんは見る側も期待している筈なのでオッケーだと思います。でもまったく予備知識がなくても十分面白いです。見ましょう。