西部悪人伝

『西部悪人伝』を見ました。1970年製作。
賞金稼ぎサバタ(リー・ヴァン・クリーフ)、クールなバンジョー弾きの風来坊バンジョー(ウィリアム・バーガー)、陰謀をめぐらす町の有力者ステンゲル(フランコ・レッセル)が10万ドルをめぐって男臭すぎる戦いを繰り広げます。
マカロニ様式美全開で、とにかくカッコ良さを追求。どこかで見たネタがいろいろ出てきますが、いいんですよ別に。サバタが実は生きていた!とすっくり立ち上がるシーンなど、超鳥肌の連続です。
サバタは策士で、金を手にするためにさまざまな策略をめぐらします。だったら最初に手にした金を返さずにそのまま逃げちゃえば大勢の人が死なずに済んだのに...とか言ってはいけません。
酔いどれの相棒カリンチャ(ペドロ・サンチェス)、ネイティヴ・アメリカン曲芸師アリー・キャット(ブルーノ・ウクマル)など脇役もイカシています。
EHI AMICO...C'E SABATA, HAI CHIUSO!と繰り返す軽快な主題歌も良いです。