BAD ACID TAB4

BAD ACID TAB4

伝説のドゥーム&アシッド・ファンジン『BAD ACID』が遂に復活。8年ぶりぐらいに創刊第4号が出ました。
かつてLORD OF PUTREFACTIONのメンバーだったデイヴ・ゲッジが作っているこのファンジンは1998年創刊。CHURCH OF MISERY、ELECTRIC WIZARD、ACID KING、FARFLUNGといった濃厚すぎる顔ぶれへのインタビュー、当時まったく知られていなかった数々のバンドの音源レビューでドゥーム新時代の扉を開きました。
翌年には第2号も刊行、Bad Acidレーベルも設立されましたが、いつの間にかフェイドアウト
しかしとうとう死の淵から蘇ったのですよ。
今回はDVDトールケースサイズになって、誌面は104ページと超ボリュームアップ。さらにDVDがつけられ、108分の映像、5時間43分のMP3音源を収録という、凄まじい情報量となっています。
さらに紹介されているバンドもCHURCH OF MISERY、FARFLUNGなど創刊号にも登場した面々に加え、知られざるバンドを次々と紹介。
僕は半分ぐらい名前すら知りませんでしたが、彼らの映像や音をその場で聴くことが出来るのが素晴らしいです。
ドゥーム新約聖書となりうるファンジン、これから年2回出していくそうで、超期待です。
日本ではLeafhound Recordsで入手可能です。
ところで幻のTAB3は...?という謎がありますが、原版は完成したものの、デイヴがその後一文無しになって一時期ホームレス状態だったため、結局印刷されなかったとのこと。
原版も散逸してしまい、TAB3は欠番だそうです。