スパルタ総攻撃

スパルタ総攻撃

噂の映画『300』の元ネタというか史実というかヘロドトスの『歴史』(読んでません)を元にした映画のDVD(1961年製作)。フランク・ミラーはガキの頃この映画を見たんだとか。
レオニダス王はリチャード・イーガンという、ウィリアム・シャトナーサルマン・ハシミコフを合体させたみたいなケツ顎の割れたおっさんが演じています。
クセルクセス王はデヴィッド・ファーラー。ふてぶてしい爺さんです。顔面ピアスはしてなくて、服も着ています。
それぞれ『ディミトリアスと闘士』とか『男の魂』に出演していたそうです。見てません。
合戦に入るまでに1時間以上かかりますが、後半はかなり燃えます。
スパルタ人の男節セリフも随所に出てきます。そして300人のスパルタ軍が100万人のペルシャ軍に包囲されて死んでいくさまは泣きます。
壮大なセットとかはなくて、いわゆる超大作というにはやや安普請な気もしますが、舞台が野原の合戦場だから仕方ないです。
裏切り者も出てきますが、不具者ではなく、オツムのちょっと弱い人。
ところでレオニダスといえばベルギーチョコの老舗ですが、ビキニパンツ一丁のホモホモマッチョ男をイメージするとあんまりおいしくなさそうです。特にボンボンは男汁がトローリ垂れてきてイヤです。