RAWK

RAWK

数年前からナッシュヴィル・プッシーとか初期ヘラコプターズみたいな爆走系ロックンロールのことを英語ではRAWKと呼んでいるようです。
モーターヘッドとガレージ・パンクを同じタンクにぶち込んでハイオク注入爆裂YEAH!といえば大体ニュアンスは掴めますでしょうか。
従来のROCKよりもRAWKの方がラフで品のない雰囲気を出していて、いつ誰が言い出したのか知りませんが、なかなかナイスな表現だと思います。
(語源をご存じの方、教えて下さい)
メールの最後に必ずRAWK!!と書いてくる人もいます。
もっとも、日本語ではまだあまりロォクとは言わないようです。
で、最近のRAWK系レーベルで注目なのがスウェーデンBootleg Booze Recordsです。
SUPERSUCKERS、ZEKE、ELECTRIC FRANKENSTEIN、MARKY RAMONE & THE SPEEDKINGS、ADAM WEST、RICKSHAW、THE HYMANS、MENSENなど、列記しているだけで身体が熱くなってくる顔ぶれの作品を次々とリリースしているレーベルですが、最近オッと思ったのがBAD MACHINE / V8 WANKERSのスプリット7"「Sounds Of The Drags!」。
それぞれフィンランドとドイツのバンドで、中身は爆走バリバリロックンロール、ジャケもコレという、何のヒネリもないベタ過ぎの1枚ですが、理屈抜きに頭から湯気が出ます。かっちょいい!ロォク!
ところで最近日本ではDrag Queenのことをドラァグ・クイーンと書くそうですが(Drugと混同しないため)、Drag Racingをドラァグ・レーシングと書いてあるのは見たことがありません。
でも昔『サタデーナイトライヴ』で女装してレースするDrag Racingというギャグがあったそうです。