オー

ウッ!ハッ!

ジャンボ鶴田の初期入場テーマ曲が「チャイニーズ・カンフー」。
1975年秋から1980年までこのテーマ曲を使っていて、その後1983年までが「ローリング・ドリーマー」、1983年8月31日・蔵前国技館のみ「T.T.バックドロップ」、そして1984年以降はおなじみ「J」でした。
「チャイニーズ・カンフー」はバンザイなるフレンチ・ディスコ・グループが1974年に発表したレコードです。
バンザイというグループのことはよく判りませんが、他にも「Viva America」のヒットがあり、セッションマンの集まりなのではないかと。

で、フランスではこのシングルは「Banzai avec les Clodettes」名義でリリースされています。

グループ名よりクロデッツの方が大きく印刷されていますね。
クロデッツというのは、クロード・フランソワ(愛称クロクロ)のバック・ダンサー軍団だったそうです。
ダンサー軍団が参加しているというだけで、クロクロ本人はこのシングルには関わっていませんが、フランスでは切手になるほどの人気歌手で、「マイ・ウェイ」の作曲者でもあります。
彼は1975年に滞在していたロンドンのヒルトン・ホテルがIRAのテロで爆破され、それは生き延びたものの、1978年に風呂場で濡れた手で電球を替えようとして感電死してしまったそうです。


いやぁ、インターネットってちょっと調べるだけでいろんなことが勉強できますね。