スペインその2

婆さん

マドリッド


スペイン版『KERRANG!』誌ですよ。
信じ難いことに、2004年8月発売の最新号です。
旧ロゴで、表紙がDORO姐。
中身もディープ・パープル、ステイタス・クオージョー・サトリアーニジューダス・プリーストなど。
粘着度こそ低めですが、日本以上に脳軟化が進んでいます。
表紙と同じ柄のポスターも付いていました。


で、国立美術館ソフィア王妃芸術センターで『サルヴァドール・ダリとマス・アート展』『ロイ・リキテンシュタイン展』をやっていました。
ダリの方はセント・ピーターズバーグのダリ美術館に先駆けての展示で、ダリの関わった映画やTVCM、マスメディアへの露出などに焦点を絞った作品展でした。
おなじみ『アンダルシアの犬』『黄金時代』上映のほか、ディズニーとの共作『デスティノ』プロダクション・アートや幻の『Babaouo』デザインなど、死ぬほど濃度が高かったです。
ミレーの『アンジェラスの鐘』オマージュ作品がずらっと並ぶ部屋も凄かったです。
なおセント・ピーターズバーグでの作品展はここ↓で。
http://massculture.salvadordalimuseum.org/


一方、リキテンシュタインの方も最晩年のアメコミ山水画スタイルの作品があったりして、やはり超強力でした。